ウォルサムの修理について

修理をされたいウォルサムは、懐中時計でしょうか?
それとも腕時計でしょうか?

ウォルサム社はアメリカのメーカーですが、古くは戦前に日本に支社があり、比較的国内でも見かけられるメーカーです。
特に懐中時計での人気が高く、腕時計時代も製造を長く続けていたメーカーですが、こちらでお預かりする時計でも、その割合のほとんどを懐中時計が占めています。

ウォルサムは当店の得意とするメーカーの1つです。
年代が古いものは、完全な手作業で一つひとつ手を掛けていきますが、他店様でできないことも、当店ではできるだけお手伝いをさせて頂きます。

どのような症状がありますか?

ウォルサムで良くあるご相談は、時計が動いていない、誤差が大きい、止まる、針や風防の欠損などです。
形見で受け取ったものの、動かしてあげたいなど、お気軽にご相談ください。

どこまで修理できますか?

ウォルサムの多くの資料を揃えており、海外から直接部品の入荷が可能です。
極端な話を言えば、ケースだけしかない、そんな時計でも、もう1度時計として復元できるほどの技術とネットワークがあります。

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当店ができること

ウォルサムの懐中時計や腕時計の修理で、当店ができることは、かなり広範囲に渡ります。
その理由は、ウォルサム社の当時の資料があり、ほとんどの時計で、当時の型番や部品等の対応品を見つけることが可能であることが理由です。
製作できない部品がある場合でも、その部品自体、機械の地板自体が摩耗している場合でも、当時の機械自体を入手して、お預かりする時計を復元、補修することができるからです。

ほぼすべての状態、ご依頼のケースは修理が可能ですので、万能に近い対応が出来ると言えますが、修理する内容・箇所が増えると、それに伴って費用もかかります。

ウォルサムの資料

一つひとつに向き合います

他店様で断られる理由には、部品が手に入らないという理由ともう1つ理由があります。
ウォルサムではご相談の多い、特に古い懐中時計時代になると、長い年月を経ているものであるため、摩耗や劣化等があるそれぞれの部品に対して細かな調整・矯正をすることが必要になるため、年代の新しい時計のみの修理をされているお店の場合、状態の悪いものはメーカー修理になってしまうため、そのような状態に対応できないことがあります。
当店では、アンティークを主にお預かりしていますので、そのような個別・個々の対応が当たり前で、そこに強みがあります。

ウォルサムの懐中時計の部品サンプル

ウォルサムに限りませんが、この年代の部品には同じ型番の部品であっても、時計として仕上げられる際に、わずかに部品自体が調整されていることがありますので、部品交換といっても、ただ単に入れ替えるだけでは済まないことがあります。
そのため、同じ部品を入手しても、改めての入手が必要になるなどの対応が必要になることはありますが、特別な機械でない限りは、ウォルサム自体は部品の入手も比較的容易なメーカーになりますので、そのような点でも細かな対応をさせて頂いております。

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ウォルサムの特殊な時計

ウォルサムの修理の中でも、ご依頼を頂く前に料金が高くなるとわかっているものもあります。
人気のあるMaximus(マキシマス)という機械の懐中時計、そして第二次世界大戦時の軍用時計です。
時々ご依頼を頂くことがありますが、マキシマスの場合は、ご依頼品自体の修理内容が部品の破損である可能性が非常に高く、そもそもの機械・部品数が少なく、入荷することが難しくなりますので金額がかなり高額になります。

同様に第二次世界大戦当時のアメリカの軍用時計になりますが、こちらは時計のコレクターだけではなく、ミリタリー系のコレクターにも人気があるため、比較的高額で売買されるケースが多いのですが、こちらも破損や無理な修理が施されている確率がかなり高いものになります。
時計自体の人気に反して、入手できる部品自体が非常に少なくなっています。

これ以外にも特殊な時計はありますが、上記に当てはまる修理のご相談の場合は、金額も高くなりますので、この点をご理解いただいた上でご相談ください。

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修理のご依頼を頂く場合は

お問い合わせの際には、このようなことをお伝えください

ご依頼の品は懐中時計ですか?腕時計ですか?

ウォルサムは懐中時計年代から腕時計までと幅広く、懐中時計の場合はどのような素材や形であるのか、これを教えて頂くだけで、概ねの年代などが分かります。

どんな問題がありますか?

動かない、誤差が大きい、部品に破損がある、すぐに止まってしまう、水が入ってしまったなど。
オークションで購入した等、入手経緯やいつ頃購入して止まってしまった等も教えて頂くと、参考になることがあります。

他店様にご依頼をされたことがありますか?

もし他店様で修理を断られたことがあれば、その際に伝えられたことを、こちらに教えてください。
部品が無いから、対応が難しいからという理由であれば、おそらくそのお店では対応しきれなかったということかと思います。
ただ、天芯(心臓部分の軸が折れている)など費用が高くなる部品の問題であれば、その時点である程度の金額などをお伝えできることがあります。

特にここを治して欲しいという希望があれば教えてください

ウォルサムの場合は、ご予算に余裕があればあるほど、できることは多くあります。
ただ例えば、針が無い、風防も無い、ケースもメッキをして欲しい等、ご要望が増えると、万円という単位でご予算は上がってしまいます。

ご予算もお伝えください

アンティーク品の場合、どうしても金額はある程度掛かってしまいます。
ウォルサムについても、部品・ぜんまいや風防等、現在入手できるものや当時の物を入手する場合も、入手費用は年々上がっています。
こちらはご依頼が常時ある状態ですので、予想されるお見積り金額にご予算が足りない場合は、お預かりすることはできません。

ウォルサムの機械・ムーブメント

必ず写真もお送り頂きます

こちらにメールもしくはメールフォームでご相談頂いたのち、必ず時計のお写真を送って頂きます。
故障自体については、写真からわかるところはほとんど無いのですが、写真を頂くことで、時計についてより正確に把握しやすくなります。

ウォルサムの場合は、写真から懐中時計でも腕時計でも、どのような作りであるのか、またおおよその年代がわかります。
また同時に、特殊なモデルの場合や、外観から見える破損個所に対して、どの程度の見積もりになる可能性があるのか、事前にお話をさせて頂くことができるためです。
事前にわかる点を確認させて頂くことで、お預かりをした際のご予算とお見積り金額があまり大きくかけ離れることが無いようにさせて頂いています。
またこちらとしても、限られた技術者と時間ですので、お見積りのみでご返却をさせて頂く形になると、手間と時間だけ取られてしまい、それが運営負担になることを避け、修理を頂くお客様の負担にならないようにさせて頂いています。

機械自体の写真は必要ではありません

すでに蓋を開いて、機械を見られている方は別ですが、蓋を開いて機械の写真は撮らないで下さい。
蓋を開ける際の問題や、繊細な部品の破損が起こる可能性がありますので、機械自体の写真は不要です。

ウォルサムの昔のブリキ缶
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修理をしない選択肢もある

使うご予定が無いもの、あまり費用を掛けたくない場合は、そのまま保管して頂くのも一つの手です。
理由は、現状の問題がさらに悪化する可能性が低いということ。
部品の破損や不具合程度であれば、そのまま置いておいても状態は変わりません。
錆があれば進行はしますが、今修理すべきものであるのか、それとも機械を交換することになっても構わないのであれば、後年になってからでも対応ができる部分ではあります。
ウォルサムの場合は、特殊な機械やモデルを除いて、かなり数が作られていたものです。
一般的な機械であれば、5年・10年後も、高い確率で必要な部品や機械自体も入手可能だと予想され、金額自体は高くなりますが、修理をしたくなった時に修理が出来る可能性があります。
修理・オーバーホールを行う、使い続けると、定期的にメンテナンスの費用がかかりますので、そこまで費用を掛けたくないという場合は、そのまま置いておいていただくのも選択肢としてあります。

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