グリュエンの修理について

グリュエンの修理でお預かりをするのは、ちょっと特殊な形の腕時計が主になりますが、懐中時計でも五角形のペンタゴン等、デザイン的に面白いものが多いメーカーです。

グリュエンと言えば、「カーベックス」と言われるほど、時計のケースがカーブしているカーベックスシリーズが有名。
モデルによっては、内側の機械自体もカーブをしている腕時計で、今も根強い人気があります。

グリュエンの修理には、ちょっと特殊な部分がありますが、実はこれも当店が得意とさせて頂いているメーカーになります。
腕時計では特殊な形が多く、懐中時計時代はあまり知られていませんが、とても良い機械を使っていたことでも知られています。

 

どのような症状がありますか?

グリュエンで良くあるご相談は、腕時計の場合は特殊な形の風防が手に入らない、あとは一般的な症状で、時計が動いていない、誤差が大きい等です。
デザインが好きで入手されることの多いメーカーですので、治してあげたい方はお気軽にご相談下さい。

どこまで修理できますか?

グリュエンは風防の資料も含めて型番等も特定でき、海外から直接部品の入荷が可能です。
おおむねどのような状態でも、もう1度時計として復元できるほどの技術とネットワークがあります。

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当店ができること

グリュエン社の年代別の資料や当時の広告も収集しているため、機械のキャリバーの判別、ケースの番号等から概ねの年代を特定できますので、古くは懐中時計から、人気のある40年代の特殊なデザインの腕時計、もちろん代表的なカーベックス、VERI-THINシリーズも含めて、全般に広く修理の対応が可能です。
部品や機械自体が必要な状態であっても、当時の資料に合わせて、部品や機械自体を入手できることが強みです。

カーベックスはもちろんのこと、同年代の同型のデザイン、特殊なデザイン、特殊な形の風防等の入荷も可能で、ケース自体の補修も対応しています。
特殊な風防でガラス製のものには出回る数に限りがありますが、できるだけガラスを入手するところから始め、どうしても手に入らない場合はプラスチック製になることはありますが、部品・機械的な部分では、ほぼどのような修理にも対応可能です。

グリュエン VERI THINの広告

一つひとつに向き合います

グリュエン社の時計は、非常にデザインが多彩で、こちらも好きなメーカーの1つで、修理も楽しんで対応しています。
グリュエンの懐中時計については、機械自体も良く、他で断られる理由があるとすれば、懐中時計の修理をされていないことが理由かと思います。
腕時計については、一般的にな手巻き時計が主になりますが、風防の入荷が難しい、部品が手に入らないということで修理を断られてしまうことがあります。
歴史的に、日本ではあまり出回っていなかったメーカーになりますので、国内修理での部品の調達が難しいメーカーですが、当店の場合は海外から直接入手可能ですので、それぞれのケースでしっかりと対応させて頂いています。

グリュエンの時計部品
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グリュエンの特殊な時計

グリュエンの特殊な時計となると、カーベックスが一番知られたところになりますが、カーベックスについては部品・機械や風防まで対応可能ですので、当店で修理をさせて頂く場合は、特に問題がないモデルになります。
ただ年代の古いグリュエンの場合、ロレックスと同じ機械が使われていた時代・モデルがあり、その機械の修理については、ロレックス用の修理部品としても使われてしまうため、出回る数が極端に減りますので、部品が必要な時に、その入手が難しいことがあります。

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修理のご依頼を頂く場合は

お問い合わせの際には、このようなことをお伝えください

ご依頼の品は懐中時計ですか?腕時計ですか?

グリュエンといえば腕時計ですが、懐中時計時代から腕時計まで幅広いラインナップがありました。
区分けとしては、懐中時計、20年頃までの少し古めの腕時計、そして40年前後の腕時計という形ですので、お写真を拝見してお話をさせて頂きます。

どんな問題がありますか?

動かない、誤差が大きい、部品に破損がある、すぐに止まってしまう、水が入ってしまったなど。
オークションで購入した等、入手経緯やいつ頃購入して止まってしまった等も教えて頂くと、参考になることがあります。

他店様にご依頼をされたことがありますか?

もし他店様で修理を断られたことがあれば、その際に伝えられたことを、こちらに教えてください。
部品が無いから、対応が難しいからという理由であれば、おそらくそのお店では対応しきれなかったということかと思います。
ただ、天芯(心臓部分の軸が折れている)など費用が高くなる部品の問題であれば、その時点である程度の金額などをお伝えできることがあります。

特にここを治して欲しいという希望があれば教えてください

グリュエンの場合は、出来ることも幅広く、ご予算に応じてかなり幅広く対応可能です。
腕時計の場合は、文字盤の焼けや劣化がある場合は再生という形で対応はできますが、金額と日にちがかかり、見た目も新しく変わってしまいますので、あくまでご希望のお客様のみへの対応をさせて頂きます。
針が無い、風防も無い、ケースもメッキをして欲しい等、ご要望が増えると、万円という単位でご予算は上がってしまいます。

ご予算もお伝えください

アンティーク品の場合、どうしても金額はある程度掛かってしまいます。
グリュエンについては、特に特殊な風防は残っているものも年々少なくなるため高価で、部品・ぜんまい等、現在入手できるものや当時の物を入手する場合も、入手費用は年々上がっています。
こちらはご依頼が常時ある状態ですので、予想されるお見積り金額にご予算が足りない場合は、お預かりすることはできません。

グリュエンの懐中時計の機械

必ず写真もお送り頂きます

こちらにメールもしくはメールフォームでご相談頂いたのち、必ず時計のお写真を送って頂きます。
故障自体については、写真からわかるところはほとんど無いのですが、写真を頂くことで、時計についてより正確に把握しやすくなります。

グリュエンの場合は、写真から懐中時計でも腕時計でも、どのような作りであるのか、またおおよその年代がわかります。
事前にわかる点を確認させて頂くことで、お預かりをした際のご予算とお見積り金額があまり大きくかけ離れることが無いようにさせて頂いています。
またこちらとしても、限られた技術者と時間ですので、お見積りのみでご返却をさせて頂く形になると、手間と時間だけ取られてしまい、それが運営負担になることを避け、修理を頂くお客様の負担にならないようにさせて頂いています。

機械自体の写真は必要ではありません

すでに蓋を開いて、機械を見られている方は別ですが、蓋を開いて機械の写真は撮らないで下さい。
蓋を開ける際の問題や、繊細な部品の破損が起こる可能性がありますので、機械自体の写真は不要です。

形の違う時計の交換用ガラス風防
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修理をしない選択肢もある

使うご予定が無いもの、あまり費用を掛けたくない場合は、そのまま保管して頂くのも一つの手です。
理由は、現状の問題がさらに悪化する可能性が低いということ。
部品の破損や不具合程度であれば、そのまま置いておいても状態は変わりません。
錆があれば進行はしますが、今修理すべきものであるのか、それとも機械を交換することになっても構わないのであれば、後年になってからでも対応ができる部分ではあります。

グリュエンの場合は、ロレックスと共通に使われていた機械や部品は、入手が現在でも難しいところですが、一般の機械については、比較的入荷ができるものです。
一般的な機械であれば、5年・10年後も、高い確率で必要な部品や機械自体も入手可能だと予想され、金額自体は高くなりますが、修理をしたくなった時に修理が出来る可能性があります。
修理・オーバーホールを行う、使い続けると、定期的にメンテナンスの費用がかかりますので、そこまで費用を掛けたくないという場合は、そのまま置いておいていただくのも選択肢としてあります。

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